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年上部下とうまく付き合うためのポイント

2016/12/19 仕事・ビジネス
この記事は約 6 分で読めます。

日本には年功序列や先輩・後輩の考え方が根付いているため、部下だけれど自分よりも年上の人と接するとき、どうすれば良いか困るという人もいるかもしれません。

そのようなときは、接し方がわからないからと腫れ物に触るように扱うのではなく、自分の部下として普通に接することが大切です。

しかし、相手が年上だからこそ、いくつか気をつけなければならない点もあります。

お互い気持ち良く仕事に集中できるように、押さえておくべきポイントは、しっかりと押さえておきましょう。

 

年齢や立場に関係ない接し方をする

相手が年上だからといって、自分の部下のなかで特別扱いをするのは禁物です。

もしも、自分が年上部下の立場になったとき、年下上司から自分にだけ変に気を使われたり、ミスをしても注意されずに放っておかれたりしたら、嫌な気持ちになることでしょう。
まずは、自分がされてうれしくない行動は、ほかの人にもしないように気をつける必要があります。

会社に属していると、自分もいつか年下上司の元に配属される日が来るかもしれません。
どのようなコミュニケーションを取れば、お互いに嫌な思いをしないか相手の立場になって考え、それを実践してみましょう。

相手とのコミュニケーションの取り方を考えるきっかけとして「上司」というキーワードを利用すると良いかもしれません。
上司は部下から無条件に尊敬されたり、上司の指示は絶対であり、部下が必ず従わなければならなかったりするものではありません。

上司は王様のような存在ではなく、部下が能力を最大限発揮できるように手助けをしたり、部下がミスをしたときは守ったりする存在です。
上司だから部下に何をしても良いということはなく、自分が不快に感じることは相手もそうだろうと考える、想像力を持つことが重要になります。

 

年上部下への仕事を依頼するときの言葉遣い

年上部下に何か頼みごとをするとき、一体どうすれば相手のやる気を引き出すことができるのでしょうか。

まず、ダメな言い方からみていくと、相手に対して遠慮しすぎて指示が曖昧になってしまい、的確にどうしてほしいと伝えられないことです。
そのため、具体的に「ここをこうしてください」と指示するのが良いでしょう。

また、自分のルールに従って仕事をしてほしいという願望を、年上部下に求めるのは適切ではないかもしれません。
年上の部下は若手の部下とは違い、上司のやり方を吸収しようという姿勢が少なく、すでに自分の仕事のやり方を身につけている場合があります。

そのため、仕事を依頼するときは自分のやり方を強要せず、細かい注文をつけるよりもある程度相手を信用して任せる方が、年上部下の仕事に対するモチベーションも向上します。

 

任せる領域を決め、定期的な報告を課す

どのくらいの範囲を年上部下の判断に任せるべきか迷うことがあるかもしれませんが、周りに大きな影響が出ない程度であれば、細かいところは任せても良いでしょう。

しかし、その際に大切なことは、定期的に報告をするように指示することです。
途中経過を適宜チェックすることでミスを早期に発見することにつながるので、何か問題があった場合でも自分も部下もダメージが少なくて済みます。

間違いを見つけたらひとつひとつ取り上げて1から10まで指摘するのではなく「この辺りが間違っているようなので、もう1度見直しをしてみてくれませんか?」と、相手に頼むようにお願いをすると、年上部下も嫌な顔をせずに訂正をし、再び報告に来てくれることでしょう。

 

大勢の前では注意しない

年上部下がミスをしたときは、やはり上司として注意をしなければなりません。
相手が年上だろうと何だろうと、会社に迷惑をかけたり、チームワークを乱すような行動をとったりしたときは、毅然とした態度で相手と接する必要があります。

しかし、ここで注意をしなくてはならないのは、ほかの部下たちやその他大勢の前で注意をしないことです。
もちろん、些細なミスはほかの社員がそばにいてもその場で軽く注意をして大丈夫です。
しかし、大声で叱責するなどは言語道断で、反省を促したり仕事へのモチベーションを高めたりするどころか、相手のプライドを大きく傷つけてしまう可能性があります。

注意の仕方も相手を責めるようにするのではなく、あくまで「きちんとやってくれないと上司である自分が困る」という表現で注意をすると、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。

また、年上部下のなかには、年下上司の立場を尊重して出しゃばらないようにする人もいますが、逆にほかの部下たちに対して勝手に指示をするなど、チームに混乱をもたらす人もいます。
年上部下も年齢がほかの部下よりも上ということで、いろいろと世話を焼きたくなるのかもしれませんが、年下上司としては少し困りものです。
このような場合も、チーム内で晒し上げるように注意するのではなく、1対1で話し合うようにすることが大切です。

しかし、1対1での話し合いは相手に対して威圧感を与えるので、あまりにもミスが多いときなどにする程度にとどめておきましょう。

 

直接ではなく、別の人から注意してもらう

小さなミスはその場で軽く注意を促すようにし、しっかりと注意をしなければならないことはマンツーマンで話し合うのが理想的ですが、年上部下との関係があまり良くなかったり、自分が注意しても効果がないと感じたりするときは、無理に直接注意する必要はありません。

年上部下にはさまざまな理由から年下の上司に配属された経緯があり、プライドが邪魔をして年下上司のいうことを聞きたくないということもあります。
年上部下と同じくらいの年の人か、あるいは自分の上司に頼んで注意してもらう、という手段もあります。

また、相性というものもあるので、自分が直属の上司だからと全て自分の責任として解決しようとはせず、会社を頼ることも時には大切です。

 

厄介払いせず、時に本気で叱る

相手に対する遠慮や気疲れなどから面倒になり、年上部下を遠ざけてしまうのは、自分にとっても相手にとっても良いことではありません。
関係性が希薄になってくると、年上部下の仕事に対するやる気がどんどん下降していってしまいます。

以前にしたミスが改善されていなかったり、あまりにも指示に従わなかったりするときは、本気で叱ることも考えましょう。

しかし、本気で叱るといっても、大きな声と強い口調で相手を叱責するのではなく、あくまでも愛情を持って叱ることがポイントになります。
「期待しているから、わかってほしいから叱る」という態度を崩さず、感情的にならずに真正面からぶつかってみましょう。
本音で話しているうちにだんだんと打ち解けたり、相手の扱い方が理解できたりと、収穫も多いはずです。

疎ましく思って厄介払いをせずに、上司として部下とじっくり向き合ってみましょう。

 

まとめ

年上の部下を持つといろいろと気苦労がありますが、接し方を覚えれば、経験豊富な頼れる上司として成長することもできるでしょう。

まずは、相手が年上だからといって特別扱いしたり面倒臭く思ったりせず、そのほかの部下と同じように接するように心がけます。

年上部下とうまく付き合うためには、相手を立てつつ、本気で相手のことを考える姿勢が大切です。

仕事の頼み方や注意の仕方は、若い部下たちとは同じにせず、相手のプライドや勤続年数を尊重し考慮することで、お互いに気持ち良く仕事に励むことができるでしょう。

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