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論理的思考力(ロジカルシンキング)を鍛えるためには

2016/12/09 仕事・ビジネス
この記事は約 6 分で読めます。

近年、ビジネスシーンにおいて必須スキルともいわれる「論理的思考力」。毎日の仕事のなかで、その必要性を感じている人も多いことでしょう。

論理的思考力は、優秀な人のみが持つ特別な能力ではなく、トレーニングによってどんな人でも習得できる技術です。

ここでは、論理的思考力がなぜ必要なのか、身につけることで得られるメリットやトレーニング方法について、ご紹介します。

 

なぜビジネスマンにとって論理的思考力(ロジカル・シンキング)が必要なのか?

論理的思考力とは、きちんと道筋を立てて思考する能力のことをいい、ビジネスシーンにおいては「ロジカル・シンキング」とも表現されます。

この能力があれば、目の前に起こった出来事や問題点を体系立てて理解することができるので、全体像の把握が可能になります。
そのため、相手に説明するときにもわかりやすく、伝わりやすい表現ができるようになるでしょう。

ビジネスは常に、社内外問わず人対人のコミュニケーションで成立しています。
ビジネスシーンで、お互いに利益を得るためには、取引先や顧客との円滑なコミュニケーションを通し、それぞれの関係者にアクションを起こしてもらう必要があります。
そのコミュニケーションが、論理的思考に基づくわかりやすいものであれば、理想的にビジネスを進めていくことができるでしょう。

また、社内や個人の目標に対し、最短で向かう道筋をイメージできるので、想定されるトラブルにも準備ができるようになります。

このように、ビジネスマンに必須ともいえるコミュニケーション能力や、リスク管理能力が身につけられることからも、論理的思考力はビジネスマンにとって必要なスキルだといえます。

 

論理的思考力(ロジカル・シンキング)を習得するメリット

まず、論理的思考力があれば文書作成の際、わかりやすく伝わりやすいものを作成できる、というメリットがあります。
報告書や論文など、複雑な事象を端的に伝える必要がある場合も、過不足なく相手に伝えることができるでしょう。

文書は、読み手が読んでいる途中に補足や修正を行うことはできません。
そのため、伝えるべきことを正しく伝えることが重要になり、論理的思考力があることで、伝わりやすい文書作成が可能といえます。

また、セールスの場においても、自社商品の魅力や必要性をわかりやすく伝えられるという点で、メリットになります。
限られた時間のなかで、理解・納得してもらい、購入というアクションを起こしやすくします。

さらに、就職活動や転職活動の面接の際にも、大きなメリットがあります。
短時間で自分の魅力をわかりやすく伝えたり、面接官の質問の意図を正しく理解したり、それに対し的確に返答したりということができます。

そのほか、プライベートにおいても友人から相談を受けた際など、問題解決のきっかけづくりが可能になるでしょう。
感情が優先し、問題解決に向かえない状態の友人であれば、問題点や原因を明確にし、解決のための具体策をさりげなく提示することもできます。

このように、論理的思考力はビジネス、プライベート、さまざまな場面で役立つものといえます。

 

論理的思考力(ロジカル・シンキング)を鍛えるトレーニング方法1

論理的思考力を鍛えるため、常に「結論を出す」意識が必要になります。
自分自身は結論として、何を主張したいのかを明確にすることです。

そのうえで、相手に何か伝える時には「結論は○○です。理由は○○です。」という流れで、結論に対する理由を述べるという形にすると、非常にわかりやすいものになります。
そのため「結論から言う」ということを、日々トレーニングしましょう。
もし、なかなか明確に結論を伝えきれないときは、自分自身が伝えるべきことを理解していないことになります。

また、結論につながる理由を考えるトレーニングも重要です。
多くの場合、理由は複数で複雑に絡み合っていることも考えられます。
そのため、結論に対ししっかりとした裏付けになる理由から、意味を持たないであろう理由まで、考えられるものはすべて並べてみます。

そのうえで、有力なものだけを理由として用いることにより、無駄な表現が省け、思考や会話がすっきりしたものになるのです。

このように、論理的思考力を鍛える第1段階のトレーニングは「まず結論を伝え、裏付けになる理由を端的に伝える」ということを、日々心掛けることです。

 

論理的思考力(ロジカル・シンキング)を鍛えるトレーニング方法2

結論を出し、理由を複数並べている際、頭のなかだけでその作業を行うと混乱することがあります。
そのため、複数の理由は「書き出す」ようにしましょう。
それにより、頭のなかも整理でき、有力な理由とそうでない理由の区別がつきやすくなります。

その後は、その理由を深堀するというトレーニングを行います。
例えば「取引先の商品完成が○月は無理」という結論があった場合、理由に「材料の調達が遅れるから」「スタッフが不足しているから」「連休を挟んでいるから」という3つを挙げたとします。

今度は、その理由に対し、さらに「なぜ?」という疑問を投げかけてみます。
「なぜ材料の調達が遅れるのか?」「なぜスタッフが不足しているのか?」「なぜ連休を挟むと商品完成が遅れるのか?」という流れです。
この「なぜ?」の投げかけを疑問が出なくなるまで繰り返し、深堀することで、根本的な理由や問題にたどり着くことができます。

内容によっては、4~5回「なぜ?」と繰り返すこともあるでしょう。
このようなトレーニングを行うには、やはり書き出すことが必要になります。
「なぜ?」を繰り返し書き出すプロセスのなかで、論理的思考力は鍛えられていくでしょう。

 

 論理的思考力は万能ではない!

論理的思考力は、ビジネスシーンにおいて大変役立つものですが、万能なものではありません。
どんなに論理的に物事を伝えようとしても、相手の感情に寄り添えないままでは、何も伝わらないということも起こり得ます。

人間は、感情で物事を判断することの多い生き物です。
相手の感情を理解できなければ、論理的思考力を駆使したとしても、思うような結果は得られないということになります。

そのため、論理的思考力はビジネスマンとして必要な能力のひとつだという解釈が必要でしょう。

 

論理的思考力を鍛えるためにオススメの本

論理的思考力を鍛えるためにおすすめの本として『「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」(東洋経済新報社)著者照屋華子、岡田恵子』があります。
2001年に出版されたこの本はベストセラーになり、ロジカル・シンキングという考え方を広めた本ともいわれています。

コンサル会社マッキンゼーのエディターによる著書で、技術としての論理的思考力を習得するためのものです。
「MECE」という話の重複や漏れ、ズレをなくす技術や、話の飛びをなくす「So What?/Why So?」の方法を具体的に示してあります。

実践に即した問題も多用されており、楽しみながら論理的思考や論理的表現力を身につけることができるでしょう。

 

まとめ

論理的思考力は、物事に道筋をつけ、論理的に考える能力のことです。

複雑な問題や課題をシンプルにし、解決のための最短ルートを示すことのできる能力でもあります。

そのため、ビジネスシーンやプライベートにおいて大いに役立ち、トレーニングすれば誰しも身につけられる能力です。

もちろん、人間が感情によって判断・行動する生き物である以上、論理的思考力さえあれば全てがうまくいくというものではありません。

あくまで、ビジネスに必要なひとつのスキルとしてとらえ、身につける努力をすべきといえます。

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